魁CCレモン
島に少しずつ慣れてきて1週間の速さに驚く。
ここのところ母島は雨が続いている。島は山と海で大半を占めているから雨が降ると霧が山を隠し空は真っ白に曇り海も見えなくなっていってその光景が幻想的で僕はいつも感動してしまう。
疲れた日はCCレモンがうまい。
最近は身体の調子が良い。決まった時間に食事をしてストレッチをして散歩をする。それでいいのだ。それがいいのだ。
島で出会った同い年のスパニッシュギタリストの友達カイトに借りたウクレレを海辺に鳴らしに行く。2日連続で練習中のカイトに会う。昨日カイトは得意のフラメンコじゃないギターを鳴らしてたのだけどすごく美しいコード進行だった。今度曲名教えてもらおう。
小笠原諸島へ
母島というところに来ています。来年の4月までこの島で働きながら修行をします。名付けて「gogo!コロナ禍ツアー〜身体と精神を鍛える旅、2020〜」と釘うって1人できました。
12月というのにサンダルにTシャツ、風が冷たい日はシャツを羽織るといった内地じゃありえない気候のもと肉体労働に勤しんでいます。
僕の最近の1日は
朝5時半、起床
6時半、朝礼
7時、仕事スタート
11時、お昼休暇
12時半、午後の仕事スタート
16時半、仕事終了
17時、洗濯、フロ、メシ
18時、散歩
19時、読書
20時〜眠くなりだして寝る
22時、熟睡
といった感じです。お気に入りの場所もできました。ガジュ下という宿舎から海へ向かう途中にあるベンチです。装飾されたガジュマルの木の下にあるので職場のおじいちゃんはガジュマル喫茶と呼んでいました。夕方に散歩をしてそこで缶ビール又はコーヒーを飲むのが日課になりつつあります。来てまだ1週間も経っていないのですが、娯楽がない生活も悪くないなあと思っています。当たり前な事が楽しくなっていく感覚。睡眠とメシが楽しみなのってすごく健康的だ。みんなどうしていますか?面白いことあったらメールしてちょんまげ。
バイトへ行く途中
3〜4歳くらいの女の子がベビーカーに乗ってお父さんと話してたのをなんとなく聞いてた。
「お父ちゃん、電車だと怖いから歩いて会社さんへ行ってくれない?」
「歩きだと1時間半かかっちゃうよ」
「いいのよ」
澄んだ魂が言葉に宿り時を止めてくれた。
僕はなんでもない事がすきだ。
3月
3月の8日に長野県の佐久穂町へ遊びに行った。
友達のひなちゃんが住んでいる街。
ノック(野村ダイスケ)とやざわ(永吉)と3人で新宿からのバスで向かう。
長野に着いてすぐ泊まる山小屋へ行く。道は去年の災害の影響でまだ崩れていたり、ガタガタしていた。スーパーへ行き食材を買う。知らない街の友達と行くスーパーは味わい深い。
とても素敵な山小屋だった。大きい扉は透けていて、そこから見えるのは草、木、山。薪をくべて暖をとる。水はタンクにあるのみ。友達だけで過ごす山小屋の夜。修学旅行再来!という感じでみんなのテンションは最高潮。
大自然でのセッションきもちよかったなあ。あと寝そべって聴いた荒井由実のひこうき雲。
そんなさなか、せっせとやろーどものために料理を作ってくれていたひなちゃん。フルコースをありがとう。感謝しています。
友達の住んでいた街へ行くとまたひとつその人の事を知れたような気がして嬉しい。
また行こう。佐久穂町。
その1週間後、16日に栃木の川治温泉へガールフレンドのやねちゃん行く。埼玉から3時間ほどかけて川治温泉へ到着。着いたら晴れているのに大雪というはじめての景色に圧倒される。あたりを見渡すとひたすらに山。バスが少ないので歩きで温泉街へ。その日僕が感じだ寒さは去年から今年にかけて1番だった。川治温泉は思っていた60倍ボロかった。天然温泉はざっと30人くらい入れるくらいの広さだったけど宿泊客が僕らだけだったので貸し切りに。お湯はぬるかったけど、贅沢でした。階段にあるナゾスペースも素敵だった。完璧に時が止まっている旅館だった。ご飯は豪華でおいしかった。鮎の塩焼きとキノコ汁。次の日は街を散策する。猫だらけの家やエメラルドグリーンで綺麗な川があった。足湯もきもちよかったなあ。草加からバスで帰宅。晴れていて気持ちよかった。やねちゃんの家に着いたら母がいて回転寿司に連れて行ってくれた。唐揚げマヨ軍艦うまし。疲れていてすぐ寝てしまった。
知らない場所へ行く事は楽しい。そこでの暮らしがあるという事。羨ましさと寂しさを同時に感じる。次はどこへ行こうか。あなたが知ってるいいところあったらコソッと教えてね!
ランジャタイ
先日、友人であるきよしと遊んだ。ランジャタイというお笑い芸人の単独公演を見に。2人のユーモアセンスに刺激されっぱなしだった。子供の頃しか使えない超能力の話が魅力的だった。終わって板橋の燻し系居酒屋で酒を飲む。その時、きよしに問われたことが引っかかる。「最近何が1番楽しい?」僕の答えは、分からないだった。
それから数日後に、兄と久しぶりにゆっくり話す機会があってその時思った。どんな話題でもいい、誰かと心から話すことが今1番楽しい事だと。
どんなに親しくても「本当の部分」を見せない人はいるだろう。君も僕もそうなのかもしれない。それは悲しいことでは無いし当たり前の事だと思う。
脳と心の中身を言葉では完璧に伝えられない。だからこそ伝える尊さと伝えない美しさを考えないといけないんだ。
話は変わりますが、人を好きでいる理由に情(他人を気の毒だと思う気持ち)なんて絶対にいらない、絶対に。皆さんお気をつけて。ね!
長野へむかいます。楽しい事が待っている予感がします。
もっちーの鬼ごっこ
小学生の頃、マラソン大会が近くなったら友達とよくランニングをした。その中でも楽しかったのが坂下町に住む友達のしんやとやったもっちーの鬼ごっこだ。もっちーというのは一個上の先輩でしんやの家の近くに住んでいる短髪で黒くてゴリラ顔のボサッとした人物である。彼は別に友達でもなければ話したこともなかった。ただもっちーというあだ名と足が速いというのを何故か僕らは知っていた。
しんやと家の周りを走ろうとすると家からでてくるもっちーを発見する。僕らをチラッと見たもっちーは捕まえてごらんと言わんばかりに走りだす。それに対してもっちー!と叫び僕らは追いかける。これがもっちーの鬼ごっこ開始の合図。もっちーはとにかく速い。スーパーの周りをぐるぐる走る。へんなマンションの柵を飛び越える。ぐんぐん距離が遠くなる。しんやは体力があまりなかったため途中で離脱。僕は足が速かったのでなんとか距離を詰めるもやはりタッチができない。しばらくしてしんやと合流してだらだら歩いていると路地からいきなりもっちー登場。再び追いかけるも捕まえられず。諦めて僕らはもっちーの後ろ姿をぼんやり眺めていた。122号線をもっちーは振り返らずにかけていった。
というのを確か3〜4回はやった。約束もせずにいつも、もっちーは現れた。
バイト中にふとそんな事を思い出しました。
きっとあの鬼ごっこで一回でもタッチできていたらもっちーの事を思い出すことは無いのだろうな。
おかげかは分からないが小学生の時、何度かマラソン大会1位になりました。
んー。ナンプラーチャーハンたべてーなあ。
巨大蜂の恐怖
昼寝をすると90パーセンテージの確率でへんな夢を見る。これからはここに記しておこうかと思う。
はてさて今日、たった今見た夢を。
僕はアルバイト先のおでん屋で掃除をしていた。何故かお客さんで賑わっている中カウンターの下をモップで清掃していた。そしたら急に倒れてしまったのだ。痛みはなくただ身体が銃に撃たれたようにパタリということを聞かなくなったという感じだ。そしたら意識が遠のいていって自分の感覚的には血が出ているだろうなと思ったのだが出ていなく、何故か多幸感に満ちていて気持ちが良かった。(ひどく疲れている時に寝落ちする感覚に近い)そして意識が無くなるかもなーというところで場面が移り変わる。今度はカウンターの席に座っていた。誰かが「ハチに刺されたんだよ!」と大きな声で言った。僕はそんなあと思いつつぼーとしっていると遠くから赤ん坊の頭くらいある巨大なハチが向かってくるのが見えた。怖くなったけど撃退すべくなんかの呪文を叫んだ。(呪文はカタコトで言っていた)そしたら手から何故かドラゴンとか星の描いてある厨二感満載のデザインのバリカンが出てきた。それで自分の髪の毛を丸坊主にして本気の頭突きをハチにかました。ハチは本気頭突きの衝撃で床におちた。落ちたハチはシュワーーー!!!と音と水しぶきを立てて縮んでいく。濃縮されて出てきたのは恐竜のおもちゃと緑の水。というところで目が覚めた。
では、もう一つ変な夢を見るべく昼寝をします。